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ライトノベル『86‐エイティシックス‐』レビュー

86-シックスティエイト‐

この記事では、『86‐エイティシックス‐』のあらすじや登場人物、レビューについて紹介しています。

購入を迷っている方はぜひご覧ください。

86‐エイティシックス‐とは?

86‐エイティシックス‐とは?

原作は安里アサト、イラストはしらびが担当するSFアクション系のライトノベル作品。

2017年2月に電撃文庫 (KADOKAWA)で刊行されています。

現在最新8巻が好評発売中です。

さらに2020年アニメ化決定!!

あらすじ・スト―リー

星歴2139年。

ギアーデ帝国では、世界初となる完全自立型の無人戦闘機械(レギオン)を開発し、周囲の国に対して宣戦布告を行ないました。

レギオン部隊は、次々と他の国を侵略し始め、大戦争へと発展していきます。

舞台は開戦から9年後、ギアーテ帝国の隣国サンマグノリア共和国です。

この国でもレギオン同様の無人戦闘機の開発に成功し、交戦していました。

しかし、無人戦闘機とは表向き、実際には、共和国民が存在すら知らない第86区に住む「エイティシックス」の烙印を押された男女が、平和のために戦闘機に乗り日々犠牲者となっていたのです。

その事実を知りながら複雑な思いを持つ軍人の少女エレーナがある日、指揮管制官になります。

そこからこの物語がスタートします。

主な登場キャラクター

主な登場キャラクター

この物語の中心となる2人を紹介します。

シン(本名: シンエイ・ノウゼン)

サンマグノリア共和国・軍東部戦線第一戦区・第一防衛戦隊「スピアヘッド」の隊長を務めめる主人公16歳の少年。

首都のリベルテ・エト・エガリテ出身であるが、幼いころに強制収容所に送られる。

心の声が聞こえるという特殊能力を持っていたが、過去に実の兄に首を絞められ、死の淵をさまよったことから能力が変質し、死者の声が聞こえるようになる。

これまで、シンと同じ部隊にいた者は、彼以外皆死亡していることから死神として恐れられている。

そのことを知っている彼自身も他の隊員から距離を置いている。

レーナ(本名: ヴラディレーナ・ミリーゼ)

共和国軍人のエリートで16歳の若さで少佐に上り詰めた少女。

共和国第1区出身で白銀種の純血である。

別名「鮮血女王(ブラッディレジーナ)」とも呼ばれている。

というのも、86の人たちを容赦なく使い指揮を執っていたからである。

しかし、彼女自身86の人たちへの差別感はなく、ただ精一杯に職務を全うしているだけである。

86‐エイティシックス‐のレビュー

86‐エイティシックス‐のレビュー

戦争の中で指揮官と部隊との物語のレビューを紹介!!

考えさせられる物語

現実を知らない国民と、現実の戦場で命を落としていく人たちと、理想主義のエリートの軍人のヒロインの物語。

ファンタジーでありながらどこか現実にも起こりえる構図となっているところに、少し怖さを感じました。

また、自分に例えた時に、自分がどこの位置にいるのか、何も知らずにのうのうと生きている国民になっていないだろうかと、考えさせられる物語でした。

1巻だけでも十分に楽しめる作品なので、まずは1巻を読んでみてほしいです。

伏線がどんどん回収されていくところが見どころ

終始重く暗い空気感で進む物語で、明るい物語を好む方には読んでいてつらいかもしれません。

しかし、ストーリー展開は興味をそそられ、「どういうことだろう?」と途中理解できなかった部分も伏線になっています。

その伏線が、どんどん回収されていき、最後まで一気に読める作品です。

戦争の残酷さや厳しさを伝えながらも、力強い主人公、まっすぐなヒロインの描写がとても繊細に描かれていて第2巻が楽しみです。

まとめ

ライトノベル『86‐エイティシックス‐』はリアルなSFバトルが好きな方には、ぜひ一度は読んでもらいたい作品です。

現在、合計8巻発売中の『86‐エイティシックス‐』。

2020年にはアニメ化も決定しています!!

ぜひそちらもお楽しみに。