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ライトノベル『キミの忘れかたを教えて』レビュー

この記事では、『キミの忘れかたを教えて』のあらすじや登場人物、レビューについて紹介しています。

購入を迷っている方はぜひご覧ください。

キミの忘れかたを教えてとは?

キミの忘れかたを教えてとは?

書者はあまさきみりと、イラストはフライが担当する大人の青春が描かれたライトノベル作品。

2018年9月に角川スニーカー文庫で刊行されています。

宝島社より「このライトノベルがすごい 2020年文庫本」ランキングで8位に選ばれました。

現在最新2巻が好評発売中。

あらすじ・スト―リー

舞台は、修の実家がある田舎町。

余命宣告を受けた主人公松本修は、そのまま治療もせずに生活すれば、余命は半年から1年、例え手術を受けても5年生存率は30%です。

修はこのまま何もしないまま、死ぬつもりでしたが、実家でニートの修は先輩に誘わて訪れた地元の中学校で、因縁の幼馴染み桐山鞘音と偶然の再開することになります。

鞘音は芸能人として活動していましたが活動休止のため地元に帰ってきていたのでした。

この2人の出会いからこの物語が動き始めます。

何者にもなれずいろいろなことから目を背けて、逃げてきた自分への苦しみを抱く修と、才能があり芸能界で活躍しながらも孤独を抱えている鞘音。

二人の運命が再び交わる大人の青春物語です。

主な登場キャラクター

キミの忘れ方を教えて登場人物

主人公・ヒロイン、そして昔からお互いによく知っていて、温かく見守ってくれる仲間を紹介します。

松本修

大学を中退後、目標もないまま実家に引きこもり、インターネットやゲームなどをして過ごしている。

中学時代には、幼馴染の鞘音のために作曲をしていたが、彼女の才能に劣等感を感じ距離を置いてしまう。

桐山鞘音

修の幼馴染み。

高校時代にスカウトされ現在は、シンガーソングライターとして活動している。

思うように歌が歌えないことに苦悩する日々を過ごす。

豊臣正清

修と鞘音と仲が良く、ムードメーカー。

元ヤンキーで地元をこよなく愛している。

エミリィ・スターリング

日本で育ったイギリス人。

修と鞘音の姉的存在で、修の実家の隣にある音楽教室の一人娘。

リーゼロッテ・スターリング

正清とエミリィの娘。

友達がいないため、町中を自由に遊びまわっている女の子。

キミの忘れかたを教えてのレビュー

2人がそれぞれの悩みを抱えながらも再び運命が交錯していく青春物語のレビューを紹介。

懐かしさ切なさを感じさせる青春物語

大切な人の想いや自分自身、様々なものから逃げてきた主人公修の物語。

逃げてばかりではいけない。肝心な時には向き合わなければいけない。その大変さを感じさせてくれる物語です。

修と鞘音に起こった悲しくつらい5年間の出来事が描かれており、読むに堪えない内容ですが、舞台となる田舎町やその町に住む人々の温かさが和らげてくれ、なんだか懐かしさまで感じさせてくれます。

人の弱さや、その弱さを受け止めてくれる温かさを描いた心温まる作品です。

2人の未来が気になる作品

物語が現在から描かれており、二人の関係は明らかにされていない状態から物語が始まります。

どんな過去があったのだろうかと、思わず引き込まれていました。

田舎での何気ないシーンに癒されながら物語が進んでいき、後半からいよいよ2人の回想シーンへ。

修と鞘音の間にどんなことがあったのかが明らかになっていきます。

回想シーンが終わった後には思わず心から2人を応援している自分がいました。

プロローグだけでも十分に満足できる作品ですが、2人に明るい未来が待っているのか、それともまた修がまた逃げだしてしまうのか、どんな結末を迎えてしまうのか今後が気になる作品です。

まとめ

ライトノベル『キミの忘れかたを教えて』は自分と向き合う勇気が欲しい方には、ぜひ一度は読んでもらいたい作品です。

現在、『キミの忘れかたを教えて』第2巻も好評発売中!!